井之脇海
1995年、神奈川県生まれ。07年、映画『夕凪の街 桜の国』で映画デビュー。 08年の第61回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞作『トウキョウソナタ』に12歳で出演し、第82回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞ほか複数の賞を受賞。以降、その佇まいと確かな演技力で映画、ドラマなどで活躍中。18年の映画『3Words 言葉のいらない愛』では自身が監督・脚本・主演を務め、第68回カンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナー部門に入選。本年の公開作に『砕け散るところを見せてあげる』『Arc アーク』『護られなかった者たちへ』「ONODA(原題)」などがある。
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僕の人生のターニングポイントに、12歳の時に出演した映画「トウキョウソナタ」があります。
ピアノの才能を持つ少年の役を演じて、役者の楽しみを知り、役者を続けることを決心しました。
そして今回、初主演映画がピアノにまつわる作品ということに、とても深い縁を感じています。
初主演という不安やプレッシャーもありましたが、ピアノと一緒ならきっと乗り越えられると思って撮影に臨みました。僕が演じた漆原朔は、日常の中の様々なモノの形や色が「音」として聴こえる、音楽の才能を持った大学生です。朔の天真爛漫さと音楽への溢れる愛を、素敵なキャストの方々、そして”ピアノ”と共に、全てを出し切って演じました。楽しみに待っていてください!
ピアノの才能を持つ少年の役を演じて、役者の楽しみを知り、役者を続けることを決心しました。
そして今回、初主演映画がピアノにまつわる作品ということに、とても深い縁を感じています。
初主演という不安やプレッシャーもありましたが、ピアノと一緒ならきっと乗り越えられると思って撮影に臨みました。僕が演じた漆原朔は、日常の中の様々なモノの形や色が「音」として聴こえる、音楽の才能を持った大学生です。朔の天真爛漫さと音楽への溢れる愛を、素敵なキャストの方々、そして”ピアノ”と共に、全てを出し切って演じました。楽しみに待っていてください!
松本穂香
1997年、大阪府生まれ。15年の映画『風に立つライオン』で長編映画デビュー。17年、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で一躍注目を浴びる。18年のテレビドラマ『この世界の片隅に』で応募者約3,000人のオーディションを経て主人公のすず役に抜擢。以降、『おいしい家族』(19)『わたしは光をにぎっている』(19)『酔うと化け物になる父がつらい』(20)『みをつくし料理帖』(20)と主演作が相次ぎ公開、若手実力派女優として魅力を高めている。待機作に『桜のような僕の恋人』(22/Netflix全世界配信予定)がある。
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最初はすれ違ってばかりいた不器用な人達が、音楽というものを通して自分だけの表現を手に入れ、心を通わせていく物語です。私は今回、ギターやダンスなど初挑戦が多かったのですが、凪という役を通して、表現することの楽しさを改めて感じました。
山崎育三郎
1986年、東京都生まれ。07年、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のマリウス役に抜擢。以降、数々の著名ミュージカルはもとよりドラマ、映画出演、歌手活動、声優など多方面で活躍。15年、テレビドラマ『下町ロケット』に出演し話題を呼ぶ。20年、NHK連続テレビ小説『エール』に出演し、本年度NHK『青天を衝け』では伊藤博文役で大河ドラマ初出演。またフルオーケストラとのコラボレーションによる全国ツアー「billboard classics 山崎育三郎 Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-」開催など、さらに活躍の幅を広げている。
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貴志野大成は朔の兄であり、天才と謳われた作曲家です。何事も完璧を求め、音楽に対しては特にプライドが高く、作曲に人生の全てをかけています。
今回、日本の美しい文化の宝庫である京都での撮影は感動の連続でした。お寺の境内で指揮をさせて頂いたオーケストラ演奏シーンでは、驚くほど美しい絶景に息を呑みました。
この作品で音楽の持つ力を改めて感じ、音楽が言葉を超える瞬間に立ち会うことが出来ました。
今回、日本の美しい文化の宝庫である京都での撮影は感動の連続でした。お寺の境内で指揮をさせて頂いたオーケストラ演奏シーンでは、驚くほど美しい絶景に息を呑みました。
この作品で音楽の持つ力を改めて感じ、音楽が言葉を超える瞬間に立ち会うことが出来ました。
川添野愛
1995年、東京都生まれ。6歳から杉並児童合唱団に12年間在籍。15年、多摩美術大学在学中にWOWOW『贖罪の奏鳴曲』で女優デビュー。出演作に、映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(18)、ドラマ『限界団地』(18)、舞台『セールスマンの死』(18/演出:長塚圭史)、『春のめざめ』(19/演出:白井晃)などがある。
阿部進之介
1982年、大阪府生まれ。03年『ラヴァーズ・キス』で映画デビュー。近年の出演作に、企画・原案・主演を務めた『デイアンドナイト』(19)のほか、『キングダム』(19)、『新解釈・三國志』(20)、『るろうに剣心 最終章 The Final』(21)など。MIRRORLIAR FILMS PROJECT立ち上げの一人として短篇映画制作も手掛けている。
石丸幹二
1965年、愛媛県生まれ。90年、劇団四季に入団、ミュージカル『オペラ座の怪人』で舞台デビュー。12年、『グレンギャリー・グレン・ロス』『ジキル&ハイド』などの演技により第37回菊田一夫演劇賞を受賞。本年度NHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演。 音楽番組「題名のない音楽会」の6代目司会者としても活躍中。
濱田マリ
1968年、兵庫県生まれ。92年にバンド「モダンチョキチョキズ」でメジャーデビュー。02年の映画『猫の恩返し』では声優として出演。04年の映画『血と骨』ではビートたけしと夫婦役で共演する。映画、ドラマにとどまらず、テレビ番組のナレーションなど精力的に活動中。
神野三鈴
舞台、国内外の映画で活躍。2012年に紀伊國屋演劇賞個人賞、20年に読売演劇賞最優秀女優賞、つづく本年、読売演劇賞優秀女優賞を受賞。映画作品に『駆込み女と駆出し男』(15)、『日本のいちばん長い日』(15)、『光』(17)、『37セカンズ』(19)など。HBOAsiaのドラマ『TATAMI 』で「Asian Academy Creative Awards」主演女優賞ノミネート。
撮影:上野彰吾
1960年、東京都生まれ。作品に『月とキャベツ』(96)、『地下鉄(メトロ)に乗って』(06)、『ぐるりのこと。』(08)、『恋人たち』(15)、『愛を積む人』(15)、『影踏み』(19)などがある。谷口監督作品は『時をかける少女』(10)以降、本作で5作目のタッグとなった。
照明:宮西孝明
1962年、大阪府生まれ。近年の作品に『日本のいちばん長い日』(15)、『溺れるナイフ』(16)、『関ケ原』(17/第41回日本アカデミー賞最優秀照明賞受賞)、『嘘八百』(18)、『ワンダーウォール 劇場版』(20)など。公開予定作品に『燃えよ剣』(21)がある。
美術:金勝浩一
東京都生まれ。近年の作品に『一枚のハガキ』(11/第66回毎日映画コンクール美術賞受賞)、『神様のカルテ』(11)、『麒麟の翼』(12)、『鍵泥棒のメソッド』(12)、『杉原千畝』(15)、『チアダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(17)、『弱虫ペダル』(20)など。
録音:小川武
1963年、兵庫県生まれ。近年の作品に『ぐるりのこと。』(10)、『恋人たち』(15/第70回毎日映画コンクール録音賞受賞)、『セーラー服と機関銃 -卒業-』(16)、『武曲 MUKOKU』(17)、『ロマンスドール』(20)など。谷口監督作品は『時をかける少女』(10)以降、本作で3度目のタッグとなった。
編集:栗谷川純
1967年生まれ。主な作品に『大洗にも星は降るなり』(09)、『50回目のファーストキス』(03)、『HK 変態仮面』(13)、『女子―ズ』(14)、『明烏 あけがらす』(15)、『金メダル男』(16)、『銀魂』(17)、『銀魂2 掟は破るためにこそある』(18)などがある。
衣裳:宮本茉莉
福岡県生まれ。近年の作品に『私をくいとめて』(20)、『ロマンスドール』(20) など多数。本年の公開作品に『映画 太陽の子』、『いのちの停車場』、『そしてバトンは渡された』、『浜の朝日の嘘つきどもと』、『ウエディングハイ!』、 Netflix『浅草キッド』などがある。
音楽プロデューサー:佐々木次彦
青森県生まれ。数多くの映画やテレビの音楽制作を手掛けるほか、オーケストラコンサートやオペラ制作にも携わる。映画作品に『風花』(01)、『血と骨』(04)、『雪に願うこと』(06)、『おくりびと』(08)、『空気人形』(09)、『ディア・ドクター』(09)、『岸辺の旅』(15)、『大コメ騒動』(21)などがある。